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世界の大企業100社のうち、生物多様性の損失リスクを認識しているのはわずか2社のみ――大手コンサル・ファーム報告

 大手コンサルティング・ファームのプライスウォーターハウスクーパース(PwC)は、国際生物多様性の日にあたる2010年5月22日、企業のコーポレート・レポートに関する分析結果を発表した。同社の分析結果によって、世界の大企業100社のうち、生物多様性の損失リスクを事業戦略における重大な要素であると認識している企業は、わずか2社のみであることが明らかになった。また、それら100社のうち、企業の年次報告書で生物多様性あるいは生態系の問題に触れている企業はわずか18社であり、うち6社が、生物多様性の損失対策について説明していることも報告していることも明らかになった。さらに、同社によると、生物多様性によるリスクに対する認識は地域によって異なり、生物多様性損失リスクを事業にとっての脅威と感じているアフリカや南米の経営者の割合は、イギリスや北米と比較して、約3倍多いことも明らかとなった。

 この分析は、国連が研究する"生態系と生物多様性の経済学(TEEB:The Economics of Ecosystems and Biodiversity)"の一環として行われたもので、この結果は、2010年7月に発表される報告書"ビジネスのための生態系と生物多様性の経済学(TEEB for Business)"に掲載される。

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